タイヤの交換費用って高い上に、消耗品で定期的な交換が必要なので馬鹿になりませんよね?
特にタイヤのサイズが大きいと費用が10万円を超えることも珍しくありません。
高いから丸坊主みたいにツルツルになるまで、ついつい乗っちゃいませんか?
僕も若い頃はツルツルで乗り回してました(笑)
でも、危ないですよね!
今回、そんな頭痛のタネである「タイヤ交換の費用」を劇的に安く済ませる方法を解説します。
タイヤの交換費用が驚くほど安くなる方法
早速ですが、結論です。
その方法とは
「ネットオークションで購入」
もしくは
「フリマアプリで購入」
+
「持ち込み交換」
です。
つい先日もタイヤ交換しましたが、「ネットオークション」で購入し、「持ち込み交換」をしました。
いつもは見積りは取りませんが、今回記事を執筆するにあたり、ディーラーとカー用品店で見積りを取ってみました。
その結果、輸入車でタイヤサイズが大きいということもあり、ディーラーの見積りは18万円、カー用品店の見積りは13万円でした。
しかし、「ネットオークション」と「持ち込み交換」で5万円未満でした。
ちなみにブリヂストンの最上位グレードの「レグノ」というタイヤを購入しましたが、新品のメーカー希望小売価格は1本33,880円で、4本で135,520円です。
それをネットオークションで2年落ちの中古ですが、ほぼ新品同様の溝の深さで4本37,400円(送料込み)で購入しました。
いきなり「ネットオークション」は、ハードルが高いという方もいらっしゃると思いますので「フリマアプリ」も含め、「初級編」「中級編」「上級編」に分けて紹介します。
その前に、タイヤの選び方と中古タイヤについて解説したいと思います。
タイヤの選び方(サイズ)
タイヤを購入するには、まずサイズを調べなければなりません。
ご存知の方は次の項目まで飛ばしてください。
タイヤを調べる方法として1番手っ取り早いのが今履いてるタイヤを見ることです。
どこを見るかというと、タイヤの側面です。
側面には色々な情報が表示されています。
↑の画像には「205/55R17 91W」との記載がありますが、どういう意味かというと、
①205▷ タイヤの幅(mm)
②55 ▷ 偏平率(%)
③R ▷ ラジアル構造
④17 ▷ リム径(インチ)
⑤91 ▷ロードインデックス
⑥V ▷速度記号
専門用語が並んでてい分かりづらいですが、ここでは各用語の解説は割愛し、選び方だけにスポットを当てたいと思います。
1番簡単な選び方は、今履いているものと全く一緒のタイヤか、一緒の記号のものを購入することです。
それ以外を選ぶ場合は①〜⑥を見る必要があります。
①〜④・・・タイヤのサイズ
⑤・⑥・・・タイヤの性能
①〜④が一緒なら、サイズは一緒です。つまり、今履いているタイヤと同じ大きさなので装着できます。
⑤・⑥はタイヤの性能です。
⑤のロードインデックスは、タイヤ1本で支えられる重さを表しています。数字が大きい程、重さに耐えることができます。
⑥の速度記号は、タイヤの走行できる最高速度を示しています。1番下のランクでも120km/hと日本の法定速度以上なので、あまり気にする必要はないでしょう(※最高は新東名の一部区間で120km/h)。
より詳しい情報が知りたい方は、ロードサービスでお馴染みの「JAF」のタイヤについてのページをご覧ください。
中古タイヤについて
中古タイヤの品質は?
タイヤ交換する時はスタッドレスタイヤも含め、いつも中古のタイヤですが、乗り心地に違和感を感じたこともありませんし、もちろん問題もありませんでした。
また、年間走行距離は1.5万km以上ですが、交換頻度は2年〜3年に1回行っています。
新品購入時の交換頻度とさほど変わらないと思います。
当たり前の話ですが、ハズレを引かなければ問題ないと思います。
中古タイヤを選ぶ際、失敗しないためのチェックポイントについては次の項目で解説します。
中古タイヤを選ぶ際のチェックポイント
僕は中古タイヤを選ぶ際、以下の点をチェックしています。
- 製造年週
- 残り溝
- ひび割れ
- 取引相手
① 製造年週
製造年週は、製造した「年と週」です。
ゴムは時間の経過とともに劣化します。
当然、新しければ新しいほど状態が良いので、できるだけ新しいものを選ぶようにしています。
通常のタイヤの寿命は、製造から10年、使用開始から6年と言われているので、製造から3年未満のものを選ぶようにしています。
これは、ノーマルタイヤの話であってスタッドレスタイヤはもっと短いです。
スタッドレスの場合なら「新品未使用品」「在庫処分」などの製造から1年未満を選ぶようにしています。
製造年週の確認方法は、サイズの時と同様、タイヤの側面を見ます。
今回購入した↓のタイヤの側面には「BJA2319」との記載がありますが、後ろの数字4桁が製造年週になっています。
今回のタイヤは、「2019年23週目」に製造したということが分かります。
1年は52週なので、大体6月くらいですかね。
②残り溝
タイヤの溝が少なければ少ない程、グリップ力が下がり、ブレーキを掛けてから車が止まるまでの距離=制動距離が長くなってしまうので確認することは重要です。
残り溝に関しては「画像」と「文章」で確認しています。
画像はタイヤの溝の部分をアップにしたものや、ノギスで溝の深さを測ったもので確認します。
文章では、溝の深さを「〇〇mm」のように表記している場合もあれば、「○分山」と表記されていることもあります。
8分山なら8割、5分山なら5割溝が残っているという意味です。
溝の深さは、深ければ深いほど良く新品で「8mm前後」です。
「3mm」以下で制動距離が急激に伸び、「1.6mm」が保安基準(車検での合格ライン)とされています。
僕は「8分山以上」もしくは「6mm以上」を選ぶようにしています。
③ひび割れ
ゴムの劣化を判断する上で、欠かせないのが「ひび割れ」です。
ひび割れが起こっていると、それだけゴムの劣化が進んでいることになります。
ひび割れしたタイヤは↓の画像のようなものです。
タイヤのひび割れに関しては、日本自動車タイヤ協会のこちらの資料をご覧になっていただくと使用可能か判断しやすいです。
新品のタイヤしか購入しない方でもタイヤ交換の目安として参考になると思います。
また、ひび割れに大きく影響を及ぼすのが保管方法です。特に直射日光(紫外線)は、ゴムの劣化を早めてしまいます。
商品の紹介ページに「タイヤカバーをつけて保管」や「日陰の風通しの良い場所で保管」の記述があると良いでしょう。
紫外線は肌の老化だけじゃなく、タイヤの老化にもつながります(笑)
④取引相手
取引相手も重要です。
タイヤに限らず、ネットオークションやフリマで良い買い物をするには、取引相手の評価や実績は重要です。
具体的には、
- 出品者としての評価と評価数
- タイヤの取り扱い実績
を確認しましょう。
出品者としての評価が低かったり、評価が高くても件数が少ない場合は避けるのが無難でしょう。
さらに、タイヤを多く扱っていたり、タイヤ専門の出品者であれば、信頼度が増します。
ヤフオクであれば、できるだけストアを選びましょう!
また、現物を確認させてもらえるかチェックしてみてください。
メルカりでもヤフオクでも確認可能な出品者がいます。
確認できれば、より安全ですが、例え見に行けなかったとしても「現物確認しても問題ない」という事実が、安心材料になります。
もちろん、見に行ける距離であれば実際に確認しましょう!
そのまま持ち帰ることも出来れば、配送料もタダになり、一石二鳥ですよ。
初級編
初級編は、「コストコ」で購入及び交換です。
ご存知の方が多いと思いますが、そう、あのコストコです。
正式には「コストコ・ホールセール」という名前で、アメリカが本社の会員制倉庫型小売店です。
コンセプトは、倉庫を店舗にすることで陳列にかかるコストや手間をカットして、高品質な商品を低価格で実現しようとするものです。
コスパを重視している我が家も、定期的にお世話になっています。
「実店舗ならではの安心感が欲しい」「ネットで買ったり、持ち込みで交換するのが面倒」という人にオススメです。
なぜなら、コストコに全部丸投げできます。
ディーラーはもちろん、カー用品店より安いことが多いです。
ただし、デメリットもあります。
主なデメリットは以下の通りです。
・取り扱いしているメーカーが少ない
・タイヤによっては安くない場合も
・店舗数が少ない
・会員でなければならない
コストコでタイヤ交換すると、基本的には安いことが多いです。
特に、定期的に実施されているキャンペーンを利用すると安くなります。
ただし、デメリットもあるので忘れずに。
中級編
中級編は、フリマアプリ「メルカリ」での購入です。
「ネットで買うことに抵抗はないけど、オークションはまだ敷居が高い」と思われている方にオススメです。
メルカリであれば、ネットショッピングと同じ感覚で安く購入できます。
メルカリをまだ利用されてない方はココからダウンロードページに飛べます。
会員登録の画面で招待コード「QEXGHD」を入力して頂くとお互いに500ポイントが貰えます。
心優しい方は↓のように会員登録の際に入力して頂けると泣いて喜びます(笑)
新品でも安くなりますが、中古で未使用品や状態の良いものにすると、一気に安くなります。
ただし、サイズによっては品数が少ないかもしれません。
日々新しいものが出品されているので、少し長いスパンで考えていただくと購入できるチャンスが増えます。
僕も「フリマアプリ」「ネットオークション」で納得のいく商品が見つからない場合、納得できるものが出品されるまで待ちます。
そのため、タイヤの溝がなくなる少し前から探し始めています。
商品の見つけ方
商品を見つける際は以下のように検索して頂くと、良い商品が見つかりやすいです。
画像と共に解説していきます。
- 検索窓に自分のタイヤサイズを入力
- 絞り込みで自分の好みを選択
- 売り切れた物を排除
- 検索条件を保存
①検索窓に自分のタイヤサイズを入力
②絞り込みで自分の好みを選択
③売り切れた物を排除
④検索条件は保存
上級編
上級編はネットオークションの「ヤフオク!」で購入です。
知ってる方は多いと思いますが、メルカリが登場するまではC to C市場(個人間取引)ではダントツの人気を誇っていました。
今でこそユーザー数はメルカリに抜かれてしまいましたが、流通額では未だヤフオクが圧倒しています(2019年データ)。
僕は、この方法が1番多いです。
なぜなら、1番安く購入できて、商品の数も豊富なことが多いです。
とはいえ、メルカリでも同時に検索しています。
メルカリの方で良い商品が見つかることもあるのでダブルチェックは欠かせません。
僕に死角はありませんよ(笑)
商品の見つけ方
商品を見つける際は以下のように検索して頂くと、良い商品が見つかりやすいです。
画像と共に解説していきます。
- 検索窓に自分のタイヤサイズを入力
- 車種から適合サイズを自動で抽出
- 絞り込みで自分の好みを選択
- 検索条件は保存
①検索窓に自分のタイヤサイズを入力。ヤフーオークションは、検索ヒット数が多いので欲しい本数と一緒に入力する。
②車種から適合サイズを自動で抽出
③絞り込みで自分の好みを選択
④検索条件は保存
- 商品を探す
- 入札及び落札
- 取引連絡
- 支払い
- 受取連絡と評価
このうち、②③⑤が通常のネットショッピングにない項目だと思いますが、②の入札以外はそこまで難しくないと思います。
③⑤は、メルカリでも受取評価など出品者とやりとりすると思いますので、一緒です。
↑のように、LINEなどのSNSでメッセージをする感覚に近いので難しくないですよ。
入札に関しては、事前にガイドを読まれた方が安心です。
是非コツを掴んで安くて良いものをGETしましょう!
タイヤの持ち込み交換
タイヤを購入したら、タイヤの交換が必要です。
昔は持ち込みでタイヤ交換をしてくれるところは多くありませんでしたが、今は多くの場所で持ち込み対応してくれます。
カー用品店や一部のガソリンスタンドでも対応してくれています。
僕は安く済ませるために、持ち込みする場所もキッチリ探します。
その探す方法とは・・・
Google大先生です(笑)
昔は、ヤフオクで「タイヤ交換 持ち込み 地名」でわざわざ検索してましたが(今でも有効です)、Google検索で瞬殺です。
電話番号や地図はもちろん、お店の評価まで確認できちゃいます。
本当に便利な時代になりました。
そりゃタウンページが駆逐されてしまうわけです。
Google大先生で以下のように検索すると、すぐ見つかりますよ。
①「タイヤ交換」
②「タイヤ交換 持ち込み」
③「タイヤ交換 持ち込み 地名」
当然、下に行けば行くほど自宅の近くで持ち込み可能なお店がピンポイントで見つかりますが、検索ヒット数が少なくなり、比較がしにくくなります。
僕は、電話を掛けることに抵抗はないので①の「タイヤ交換」で検索して、ヒットした順番で電話を掛けています。
「タイヤ交換」だけで検索しても、近所のタイヤ交換できる場所の一覧が1番上に表示されます。
ただし、スマホの設定で位置情報をオンにする必要があるかもしれません。
ちなみに、「タイヤ交換 持ち込み 横浜市」で検索した結果が↓です。
こういった検索結果を基に電話を掛けて、料金や条件を確認し、好条件のところでお願いしています。
できれば、↑の検索結果のようにタイヤ専門店が良いでしょう。
電話で確認する場合は、以下の内容を確認しています。
①交換工賃の料金
②工賃以外の料金
③直送可能かどうか
①交換工賃の料金
タイヤ交換する場合、2種類あります。
「タイヤの組み換え」・・・今履いているタイヤをホイールから外して、新しいタイヤに付け替えて交換する。
「タイヤの脱着」・・・ホイールごとタイヤを交換する。ノーマルタイヤとスタッドレスタイヤを交換する際に多い。
タイヤだけを購入した場合は、前者になります。
そのため、電話で確認する時は「タイヤの持ち込み交換を組み換えでした場合の料金を教えてください」と伝えます。
そうすると、サイズを聞かれるので先程解説したタイヤのサイズを伝えます。
②工賃以外の料金
タイヤ交換した場合、工賃以外以下の費用がかかる場合があります。
「バランス調整」・・・タイヤの重心の位置を中心にする作業の費用
「バルブ交換」・・・タイヤに空気をいれるための注入口(バルブ)を交換する作業の費用
「タイヤの廃棄」・・・今履いているタイヤを交換したら不要になるので、それを廃棄するための費用
全部込みで料金を提示してくれるとこともありますが、確認しておいた方が無難です。
③直送可能か
タイヤを運ぶのは大変なので、購入したところから直接お店に送った場合、受け入れてもらえるか確認します。
載せ降ろしするのは想像以上に大変なので、忘れず確認しましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
最後にもう一度まとめたいと思います。
タイヤの交換費用を安くする方法として「初級」「中級」「上級」に分けて解説しました。
「初級」… コストコで購入・交換
「中級」… メルカリで購入・持ち込み交換
「上級」… ヤフオクで購入・持ち込み交換
購入する商品は新品でも安くなりますが、中古だと、さらにに安くなります。
中古タイヤを選ぶ際、失敗しないためのチェックポイントは、以下の4つです。
- 製造年週
- 残り溝
- ひび割れ
- 取引相手
ただし、タイヤの品質を確約するものではありませんのでご了承ください。購入に関しましては、自己責任でお願いします。
タイヤの持ち込み交換をする場合の探し方は、Google大先生で以下のように検索すると、すぐに見つかります。
①「タイヤ交換」
②「タイヤ交換 持ち込み」
③「タイヤ交換 持ち込み 地名」
当然、下に行けば行くほど自宅の近くで持ち込み可能なお店がピンポイントで見つかりますが、検索ヒット数が少なくなり、比較がしにくくなります。
納得のいくお店選びをするなら、①の「タイヤ交換」で検索して、ヒットしたお店を片っ端から電話を掛けていくのがオススメです。
電話をする場合は以下の内容を確認すると、比較しやすいです。
①交換工賃の料金
②工賃以外の料金
③直送可能かどうか
以上の内容を実施していただくと、タイヤの交換費用は、大幅に抑えられると思います。
車の維持費は今回のタイヤも含め、とても大きいので少しでもコストカットしたいですね。
実はタイヤ以外にもブレーキパッドの交換や車検など、ほとんどのメンテナンスをこの方法で行っています。
それについて、また機会があれば記事を書きたいと思います。
皆さん、快適なカーライフを送ってくださいね!
では、また!