「ファイナンシャルプランナー」×「ライフハッカー」の実践する節約・時短術

電気代の節約はコンセント抜くより電力会社の見直しが楽ちん【光熱費節約】

どうも。
昔コンセント抜いたのを忘れてて「買ったばかりのTVが壊れた」とクレームの電話をした恥ずかしいズッカです。

「面倒なことはしたくないけど、電気代の節約をしたい」

「かんたんで節約効果の高い方法が知りたい」

と、考えたことはありませんか?

電気代の節約って、こまめにコンセントを抜いたり、スイッチを切ったりすることを想像する人が多いのではないでしょうか?

その心掛けは素晴らしいですが、大変な割に効果が見えにくく、習慣化するのはとても大変ですよね。

そんな人に、真っ先に取り組んでもらいたいのが「電力会社の見直し」です。

電力会社の見直しなら、たった1度の手間で効果の高い節約がずっと続きます

コンセントを抜くより圧倒的に手間が少なく、節約効果も高いです。

我が家では、見直してから年間2万円弱安くなりました。

まだ一度も見直したことがない人にはハードルが高いと感じてしまうかもしれませんが、安心してください。

簡単です。

我が家は電力会社を渡り歩いて4社目ですが、毎回「え?これで切り替わったの?」って思うほどです(笑)。

変えた後は特に何もすることはなく、ずっとそのままでOK!電気代が勝手に安くなるだけです。

今回は、そんな電力会社の見直しについて解説していきたいと思います。

>>>(関連記事)【無料でもできる】生活の質を変えずに固定費(生活費)の大幅節約・削減方法

電力会社の見直しをするメリット

まず、電力会社を見直すメリットですが、主に以下の3つです。

  1. 電気代が安くなる
  2. ライフスタイルや考えにあったプランを選べる
  3. 電気の使用状況を把握しやすい

■ 電気代が安くなる

電気代を安くするために電力会社を見直すので当然ですが、どの位安くなるのか?

一概には言えませんが、世帯人数が1人〜2人なら年間5,000円以上、3人以上なら10,000円以上の節約効果は見込めるのではないでしょうか。

ちなみに我が家は、冒頭でもお伝えした通り20,000円弱安くなりました(4人家族、妻は専業主婦)。

 

■ ライフスタイルや考えにあったプランを選べる

ライフスタイルや考え方は十人十色。

自分にあったプランを選択することができます。

例えば、以下のようにプランを選択できます。

利用時間が日中や夜中に偏っている
▶【時間帯別料金がお得なプラン】

家を空ける時間が多く、あまり使わない
▶【基本料金0円プラン】

温暖化対策に貢献したい
▶【再エネ由来の発電プラン※】

 

■ 電気の使用状況を把握しやすい

電気の切り替え時は、「スマートメーター」という通信機能を備えたメーターを設置することになります(※未設置の場合のみ)。

スマートメーターを設置することによって、使用状況が把握しやすくなります。

使用状況が可視化されることによって節約意識が高まります。

体重を毎日記録することで痩せる「レコーディングダイエット」をイメージしていただくと、分かりやすいかもしれません。

使用状況を把握できれば「電気代のダイエット」ができちゃいます(笑)。

僕が以前利用していた電力会社のマイページから確認できる使用状況。ほぼリアルタイムで確認できたので使い過ぎ防止に役立ちます。

電力会社の見直し方法

現在日本には700社以上もの電力会社があります。

各会社のホームページを1つずつ見て、その中から最適な会社を選ぶのは非現実的ですよね。

そんな時、強い味方になってくれるのが電力会社の比較サイト「エネチェンジ」です。

エネチェンジとは?

エネチェンジとは、国内最大の人気を誇る電力会社比較サイトで、たくさんの会社やプランから比較検討できます。

郵便番号やひと月の電気料金などを入力するだけで簡単に料金のシミュレーションが可能です。

こんな感じで簡単な入力をするだけでたくさんの会社やプランから比較できます。

現在電力市場の高騰により新規の受付停止している会社が多くありますが、それもフィルタリングしてくれます。

ですから、各会社のホームページまでいかずに済みます。

また、電力会社だけでなく、ガス会社の比較も同時にできるので固定費削減に大きく貢献してくれるサイトです。

その上、エネチェンジ限定特典で各電力会社の公式ホームページから申し込むよりもお得なことも。

その他、以下のような特徴があります。

  • きめ細かい検索が可能
  • コールセンターが年中無休でサポート
  • 解約料や加入条件などもひと目で分かりやすい
  • オール電化やテレワーク向けプランも紹介

以上のように非常に使い勝手の良いサイトです。

ただ、設立してまだ間もなく知名度が少ないせいか、Google検索すると「エネチェンジ 怪しい」という検索候補のワードが出てきます(笑)。

安心してください。まっとうな会社です。

むしろ優秀な会社です。

エネチェンジが優秀な会社だと思う理由は以下の通りです。

  • 東証グロース市場(旧マザーズ)に上場する資本金12億円を超える大企業
  • 東京ガス、住友商事、昭和シェル石油など名だたる企業が出資している
  • 電力会社比較サイトNO.1で電力・ガスの切り替え10万件以上と実績豊富
  • 日経新聞に記事が頻繁に掲載される

どうですか?

安心して利用できますよね。

■ 利用する際の注意点

  1. 切り替えは時間的余裕をもって
  2. キャンペーンや特典の受け取りは確実に
  3. 新規受付停止に注意

① 切り替えは時間的余裕をもって

新しい電力会社に申し込んでもすぐに利用できるわけではありません。

開通するまでに数週間掛かるのが一般的です。

一概に言い切れませんが、使用したい日から逆算して1ヶ月位余裕をみると良いでしょう。

特に引っ越しとともに切り替える際は、間に合わずに電気が使えないなんてことになったら大変なので余裕を持ったスケジュールを組みましょう。

② キャンペーンや特典の受け取りは確実に

キャンペーンや特典の中には、1年後など忘れた頃に受け取りをするものがあります。

何を隠そう僕も忘れた事があります(笑)。

キャンペーンの中には数万円を受け取りできるものもあるので、絶対忘れないようにスマホのカレンダー機能やリマインダー機能を使うなどして確実にゲットしましょう!

③ 新規受付停止に注意

現在電気の調達コストの上昇を受けて、新規の受付を停止している電力会社が少なくありません。

今回僕も契約していた「エルピオでんき」の事業撤退を受け見直しを行いましたが、検討していた会社のうち2社が考えている間に受付を停止しました。

その後も新規受付停止を表明する会社が続々と出たので、切り替えを検討されている方はお早めに。

切り替えるデメリットは?

切り替える際に気になるのは、やっぱりデメリットがないかですよね?

僕も初めて切り替える時に気になりました。

特に↓の2つが気になる方が多いようです。

  1. 電気の質は?停電増える?
  2. 切り替えまで大変じゃない?

■ 電気の質は?停電増える?

安心してください。これまでと変わりません。

なぜなら、発電された電気は他の会社と同じ送電線を使って各家庭に届けられるため、どこで発電されても最終的に一緒になります。

ですから、品質は一緒ですし、停電も起きやすくなったりはしません。

 

■ 切り替えまで大変じゃない?

全然大変じゃありません。

逆に、簡単過ぎていつも「これで本当に切り替わったの?」って心配するほどです。

基本的には今の契約してる会社を解約手続きしたり、工事に立ち会ったりすることは必要ありません。※引っ越しを伴う切り替えは解約手続きが必要。

使用開始までの流れについては次の項目で解説します。

使用開始までの流れ

「現在のお住まい」で切り替える場合と「引っ越し」を伴う切り替えでは若干手続きが変わりますが、難しいことはありません。

主にご自身でやって頂くのは、新しい電力会社を決めてお申し込みをすることです。

STEP1

申し込み

【ご自身でやって頂く部分です】

STEP2

スマートメーター取付(無料)

※スマートメーター未設置の場合のみ

STEP3

使用開始

STEP1

ご自身で乗り換えたい会社を探して契約します。

まずは、「エネチェンジ」でシミュレーション。

シミュレーションで必要な情報は以下の3つです。

① 利用する世帯の情報(住所・世帯人数など)

② 現在契約の電力会社の情報

③ 電気の使用状況

③の電気の使用状況は、単月の電気代でも、使用量でもOKです。

より精度の高いシミュレーション結果が欲しい方は、1年間各月の使用量を入力するのがオススメです。

シミュレーションにより納得のいく電力会社が見つかったら、申込みです。

申し込みには、「地点番号」「お客様番号(契約番号)」の2つが必要になります。

その2つの情報は、検針票などの使用量のお知らせや、WEB明細書やマイページなどから知ることができます。

現在のお住まいの場所で利用する方は、申込みが終われば手続きは完了です。

現在契約中の電力会社に解約の通知も必要ありません。

引っ越しを伴う方は、電気を止めなくてはならないので解約の連絡が必要です。解約の手続きを忘れてしまうと新居との2重払いになってしまうので忘れずに連絡しましょう。


STEP 2

電気の使用量を測るメーターが従来のものが設置されている場合は、スマートメーターの設置が必要になります。

費用はかかりません。

設置の際、屋外での作業になるため基本的には立ち会いは不要ですが、設置場所やエリアによっては必要な場合もあります。


STEP3

供給開始の日が決まると、事前に開始日が通知されます。

その日をもって移行が完了し、使用開始となります。


どうでしょうか?

面倒くさいな〜と感じましたか?

新しい電力会社さえ決めてしまえば、手続き自体は10分程度で終わってしまいます。

正直簡単で不安になりませんか?(笑)

僕は、これまで4回乗り換えていますが、毎回不安になっています(笑)。

でも、毎回滞りなくきちんと切り替わっていますよ。

まとめ

電気代の節約を考えるなら、電力会社の見直しが1番の近道と言っても過言ではないです。

なぜなら、節約効果が高いのはもちろん、1度手続きさえてしまえば、それ以後は何もする必要がないので継続できます。というか、勝手に継続します(笑)。

一度の手間で今後ずっと安くなるか、それとも今後高い電気料金を払うなら、どちらが良いですか?

電気の質が変わらないのに、やらないのは正直もったいないと思います。

ですから、電力自由化以降変えてない人を見つけるとお節介しています。

完全なお節介おじさんになってます(笑)

今後、地球温暖化対策で再生可能エネルギーの促進を理由に電気料金がどんどん上がっていくのは明白です。

事実2021年以降ほぼ毎月のように値上げしています。

皆さんも実感しているのではないでしょうか?

どうせやるなら早めに手を打った方がお得です。

善は急げ!勇気を持って、その1歩を踏み出してみませんか?

では、また!

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