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温度・湿度・明るさで家電を自動で操作!快適で便利なスマートホーム化

温度や湿度で家電を自動で操作できるの?

スマートホーム化はしたけど、もっと便利に使いたい

と、思っていませんか?

僕も最初はスマートホームって注文住宅の高額な設備だと思ってましたが、1.5万円未満で多くの家電をスマホの「アプリ」もしくは、スマートスピーカーの「声」で操作ができることを知りました。

さらに、使っているうちにもっと便利な使い方ができることに気づきました。

それは、温度や湿度などの条件を設定するだけで家電を自動で操作できるということです。

使ってみると、まぁ便利♪

例えば、旅行でしばらく家を空ける場合、夕方になったら防犯対策で照明と防犯カメラをつけて、朝になったら照明と防犯カメラを消すなんて設定ができたりします。

今回は、そんな便利な使い方ができるスマートホーム化について解説していきます。

フォローミー

スマートホーム化とは?

まず、スマートホーム化が今回初めての方もいらっしゃると思いますので、簡単に説明します。

すでにスマートホーム化がお済みで家電を操作している方は「スイッチのある家電を操作したい」以降、便利な使い方のみ気になる方は「便利な使い方の例」までジャンプしてください。

さて、本題に入ります。

スマートホーム化とは、一言で表現すると家電や住宅設備をインターネットに繋げて便利で快適な家にすることです。

最新の家電が必要だと思われるかもしれませんが、そんな必要はありません。

今ある家電をインターネットに間接的ですが、つなぐことのできる製品があります。

その製品を利用することで、声やスマホを使って家電を遠隔操作したり、温度や湿度、明るさの条件で自動で操作することが可能となります。

今回は、声やスマホで操作するスマートホーム化から1歩進んだ使い方である温度や湿度、明るさなどの条件で自動で家電を操作する方法を中心に紹介していきます。

声やスマホで操作するスマートホーム化の詳しい内容については、以前の記事「アレクサを使ってスマートホーム化!外でもエアコンやお湯はり操作♪」を参照ください。

必要な物と費用は?

必要な物は、やりたい事や操作したい物によって異なります。

また、様々なメーカーの製品が存在します。

今回紹介するのはIoTデバイス累計販売台数NO.1でスマートホームのリーディングカンパニーである「SwitchBot」社の製品です。

Amazonや楽天でもお馴染みの製品で国内販売台数は300万台以上の信頼のブランドです。

これから紹介するやりたい事をスマホと声での操作するには以下の3つが必要です。

  • Wi-Fi環境
  • スマートリモコン
  • スマートスピーカー

まずは、インターネットに接続するのにWi-Fi環境が絶対に必要です。

家電や住宅設備、それからSwitchBotの製品をインターネットに接続して操作するには↓の「ハブ2」というスマートリモコンが必要です。

この「ハブ2」の詳しいスペックの詳細が気になる形は、別記事の「matter対応のSwitchbotハブ2はハブミニと何が違う?」をご覧ください。
なお、この「ハブ2」より安価なモデル「ハブミニ」という製品もありますが、温度や湿度、明るさでの操作ができませんので、お気をつけください。
さらに、声で操作するためには「アレクサ」などの音声アシスタントを搭載したスマートスピーカーが必要です。
スマートスピーカにも種類があって、シンプルで1番コスパの良いのが↓の「エコードット」です。
液晶付きのスピーカーで1番コスパが高いのは↓の「エコーショー5」です。

リモコンのある家電を操作したい

テレビ、エアコン、照明器具、DVDプレイヤー、スピーカーなどリモコンのある家電をスマホで操作するには↑で紹介した「ハブ2」のスマートリモコンがあればOKです。

スマートリモコンは、今ある家電のリモコンの機能を「ハブ2」にコピーするイメージで、複数のリモコンを一つにすることができます。

その複数のリモコンの機能を↓の図のようにスマホのアプリ経由で操作します。

また、声で操作するには先程紹介した音声アシスタントを搭載したスマートスピーカーが必要です。

尚、今あるエアコンを声で操作できるようになるまでの設定方法を「アレクサを使ってスマートホーム化!外でもエアコンやお湯はり操作♪」の中で紹介しています。

 スイッチのある家電を操作したい

壁の照明のスイッチやインターホンの解錠ボタン、給湯器リモコンにあるお湯はりスイッチなどは、↓のような「指ロボット」である「SwitchBot(製品名)」が必要です。社名と一緒ですが、製品名です。

正直スマートとは言い難いですが、便利です。

どんな風に動作するかは↓の動画をご覧ください。

地味ですが、いぶし銀でいい仕事をします(笑)。

尚、こちらを利用するには「Wi-Fi環境」「スマートリモコン」「スマートスピーカー」の3つが必要です。

照明のオンとオフ、明るさや色を操作したい

照明のオンとオフはもちろん、明るさや色を変える場合は、照明器具のタイプごとに以下のいずれかが必要です。

電球タイプの照明器具には↓のLED電球。

丸形の蛍光管タイプの照明器具には↓の照明器具自体が必要になります。

この照明器具が対応する広さは6畳(3699lm)・8畳(4299lm)・12畳(5499lm)です。

スマートホーム化して5年以上経ちますが、実は照明のスマートホーム化が1番便利だと感じています。

なぜなら、家にある家電の中で1番オンとオフを繰り返すため、1番手間を減らせているからです。

尚、こちらも「Wi-Fi環境」「スマートリモコン」「スマートスピーカー」の3つが必要です。

玄関をオートロックにしたり、指紋や番号で開け閉めしたい

今ある玄関ドアをオートロックにしたり、指紋や暗証番号で解錠するには、↓のデバイスが必要です。

この玄関ドアのスマート化もめちゃくちゃ便利です。
外出時に鍵の閉め忘れの心配になったことはありませんか?
帰宅時に鍵を探すのが面倒だなと思ったことはありませんか?
こんな鍵に関するストレスから開放されます。
尚、こちらも「Wi-Fi環境」「スマートリモコン」「スマートスピーカー」の3つが必要です。
玄関ドアを声で操作することはあまりないので、玄関ドアだけのスマートホーム化でしたらスマートスピーカーは必要ありません。
また、玄関ドアに鍵が2つある場合は、スマートロックのデバイスは1つではなく、上下それぞれ1つで2つ必要になります。

自動でカーテンの開け閉めをしたい

自動でカーテンを開けて、暗くなったらカーテンを自動で閉めるには↓のデバイスが必要です。

 ↑はレールカーテン用ですが、「ポールタイプ」もあります。

朝のけたたましいアラーム音に辟易している人も多いハズ。

カーテンのスマート化は、時短という意味合いよりも快適に朝目覚めたいという人にオススメです。

こちらも「Wi-Fi環境」「スマートリモコン」「スマートスピーカー」の3つが必要です。

以上の製品はあくまでも僕が特に便利だと思うもので、他にもWEBカメラやロボット掃除機など色々ありますので、気になる方は製品ラインナップを覗いてみてください。

便利な使い方の例

今回のメインテーマである温度や湿度、明るさなどの条件により自動で家電を操作する具体的な例をここでは紹介していきます。

自動で家電操作ができる6つの条件

まず、家電を操作するためのトリガー(作動条件)になる6つを紹介します。

  1. 温度
  2. 湿度
  3. 明るさ
  4. 時間
  5. 他の機器の動作
  6. 自宅からの距離

①〜④まではそのままなのでお分かりだと思いますが、⑤と⑥は補足します。

⑤は具体例を使って説明します。

例えば、帰宅時に玄関のドアにあるスマートロック(玄関ドアを解錠するデバイス)の解錠をトリガー(作動条件)にして、解錠したらリビングの照明も点灯させるといったことです。

ですから、「Aが〇〇したら、Bを〇〇する」のようなイメージです。

⑥は、自宅からの距離によって家電や住宅機器を操作することができます。

例えば、自宅から100mの範囲に入ったら、スマートロックで玄関ドアを解錠して、エアコンの電源をオンにするといったことです。

つまり、自宅に近づいたら家電や住宅機器を自動で操作できます。

以上の①〜⑥の条件を設定することで複数の家電や住宅機器を操作することができます。

具体例(3つ)

では具体的に、どんな便利な使い方ができるのか?

例えを3つあげます。

(例1)

条件室温が18℃を下回る
動作23℃設定の暖房の電源ON
必要な機器ハブ2

室温を条件とした家電操作です。

例では室内の温度が低くなったら暖房の電源をオンにしていますが、暖め過ぎないように高い温度で暖房の電源をオフの設定も同時にすれば、快適さだけでなく、電気代の無駄をなくせます。


(例2)

条件自宅に近くなる
動作照明の電源ON
お風呂のお湯はりスイッチON
必要な機器ハブ2
+
LED電球
+
指ロボット

自宅からの距離を条件とした家電操作です。

主に帰宅時にやることを省いてくれます。

距離を長めに設定すれば、帰宅時にお風呂のお湯はりが終わっていて、即入浴なんてことができます。

ただし、お湯はりに関しては給湯リモコンが指ロボットで押せるような形状である場合に有効です。


(例3)

条件暗くなる
動作照明の電源ON
床暖房のスイッチON
カーテンが閉まる
必要な機器ハブ2
+
LED電球
+
カーテン

明るさを条件とした家電操作です。

日が昇ること、日が沈むことを意識して操作することが多いです。

夏の17時と冬の17時では明るさが全然違うため、日の出、日の入による条件設定の方が時間設定より実生活に基づいていて便利です。

設定方法

こんな複雑の操作を一気にするとなると、さぞかし設定も複雑なんじゃないかとお思いですよね?

心配には及びません。

驚くほど簡単です。

アプリ内にある「シーン」という設定を使います。

ただし、すでにスマートリモコンとスマートスピーカーや家電が使える状態であることが前提条件になります。

スマートリモコンとスマートスピーカーが使える状態までの設定に関しては別記事「アレクサを使ってスマートホーム化!外でもエアコンやお湯はり操作♪」のページ内にある設定方法の項目をご覧ください。

では、先程紹介した具体例の1を使って設定方法を解説していきます。

(例1)

条件室温が18℃を下回る
動作23℃設定の暖房の電源ON
必要な機器ハブ2

■ STEP1

①まずはアプリを開いて下部にあるシーンをタップ。

■ STEP2

②+シーンを作成をタップ

■ STEP3

③条件を追加をタップ

■ STEP4

④ハブ2をタップ(もしくは温湿度計をタップ)

■ STEP5

⑤温度をタップ

■ STEP6

⑥温度を18℃以下に設定。

■ STEP7 

⑦条件が追加されたのを確認して、アクションを追加。ちなみに条件を複数設定することも可能。

例えば、温度18℃以下、湿度30%以下など。

■ STEP8

⑧エアコンをタップ(僕は声で操作する際に呼びやすいように「エアー」という名前に変えてます)。

■ STEP9

⑨1.2.3で運転したいエアコンの内容を設定をします。設定が終わったら、右上にあるレ点をタップ。

■ STEP10

⑩アクションが追加されたことを確認して、シーン名を編集して作成をタップして完了。

尚、このときに日時設定や通知設定をすると利便性が高まります。※未設定は毎日。

今回一番簡単な例で設定方法を解説しましたが、同じ要領でデバイスを追加していくだけです。

まとめ

最後に今回の記事を簡単にまとめます。

スマートホーム化とは、一言で表現すると家電や住宅設備をインターネットに繋げて便利で快適な家にすることです。

スマートホーム化によって家電や住宅設備は、スマホのアプリや声だけでなく、以下の6つの条件のいずれかを設定すれば家電を自動で操作することが可能です。

  1. 温度
  2. 湿度
  3. 明るさ
  4. 時間
  5. 他の機器の動作
  6. 自宅からの距離

自宅で生活を送っていると、無意識にこれらの条件を基に家電を操作している場合が多いのではないでしょうか?

例えば部屋が暑くなったからエアコンをつけるだとか、暗くなってきたから照明をつけるとかいったように。

それらが自動化できれば、家にいる間はもちろんのこと、外出先から帰った時も快適な状態の家に帰ることができます。

大掛かりな工事や設備を必要とせず、少しの手間でこれらの快適が手に入るのなら、決してコストは高くないのではないでしょうか?

この機会にスマートな生活を始めてみませんか?

では、また!

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