「携帯代を安くしたいけど、通信速度や通話品質を下げたくない」
「AppleCare+の費用が地味に痛い」
「自宅のインターネット回線の費用もできれば抑えたい」
このように思ったことはありませんか?
毎月必ず掛かっかてしまう固定費の1つである通信費。
できるだけ安く抑えたいですよね。
ただ、安かろう悪かろうでインターネットの通信速度が低下したり、通話品質が下がるのは嫌ですよね。
僕も「携帯代をもっと安くしたい」と常々思っていましたが、三大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)以外の格安SIMなどに乗り換えるのはなかなか気が進みませんでした。
今回の記事では、通信速度や通話品質を変えない携帯代の節約、スマホの保険の節約、インターネット回線料金の節約について紹介していきます。
【コスパ重視】質を変えずに携帯代などの通信費を節約するオススメの方法
携帯代の節約
格安SIMが普及したとは言え、多くの方がドコモ・au・ソフトバンクの三大キャリアを利用しているのではないでしょうか?
もし、現在三大キャリアを通常利用(大容量プランの方を除く)されているのであれば、簡単に安くできる可能性があります。
その方法とは、各キャリアのオンライン専用プランに移行するだけです。
インターネットのダウンロード速度や通話品質を変えてもとことん安くしたいという場合は格安SIMも選択肢ですが、今回の記事では「質を変えないこと」がコンセプトなので、三大キャリアのオンライン専用プランに絞ります。
僕も以前は格安SIMを利用していましたが、やはり三大キャリアの品質とは異なりました。
品質が異なる理由については後述したいと思います。
では、本題に入りましょう。
三大キャリアのオンライン専用プランは以下の通りです。
どのくらい金額が違うのか?
金額はデータ量によって異なるので「〜1GB」「〜3GB」「〜20GB」の3種類と通話オプションに分けて比較したいと思います。
尚、従来型の料金は2022年8月現在、5Gで家族割やネット回線のセット割引などは除いた税込みの金額です。
ドコモ | au | ソフトバンク | ||||
従来型 | ahamo | 従来型 | povo | 従来型 | LINEMO | |
〜1GB | 3,465円 | 2,970円 | 3,465円 | 990円※1 | 3,278円 | 990円 |
〜3GB | 4,565円 | 5,115円 | 5478円 | |||
〜20GB | 7,315円 ※無制限 | 7,238円 ※無制限 | 2,700円 | 7,238円 ※無制限 | 2,728円 | |
5分以内 かけ放題 | 770円 | 無料 | 880円 | 550円 | 880円 | 550円 |
無制限 かけ放題 | 1,870 円 | 1,100円 | 1,980円 | 1,650円 | 1,980円 | 1,650円 |
※1 別途7日間のみ利用可能な1GB390円プランあり。
ご覧頂いた通りかなりの価格差です。
上記の表以外にもプランがあり、ahamoでは2022年6月からヘビーユーザーにも対応した100GBの大容量プラン「ahamo大盛り」が4,950円(税込)で利用できるようになりました。
リサーチ会社のMM総研「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2021 年12 月時点)」の調査では、利用者の58.7%が3GB以下なので、3GBの料金で差額を計算したいと思います。
povoもしくは、LINEMOで3GB・5分以内の通話無制限を契約した場合、1,540円です。
一方従来型のプランで同様の条件で一番安いのはドコモで5,335円です。
つまり毎月3,795円、年間45,540円安くなります。
2人世帯なら毎月7,590円、年間91,080円安くなります。
現在auとソフトバンクの従来の3GBプランを契約しているなら、さらに安いです。
ソフトバンクなら毎月4,818円、年間57,816円安くなります。
めちゃくちゃ大きいです。
もはや看過できるレベルじゃないですよね?
実の母は、60代で3GB未満のミドルユーザーにも関わらず容量無制限の契約をしていて月額1万円前後支払っていました。
僕のサポートで最適なプランに乗り換えたところ、毎月8,000円前後安くなりました。
上記の料金表を踏まえ、それぞれのプランごとにオススメの人は以下の通りです。
povo(au)
「自分のプランを都度自由に組み立てたい人」
「月によって使用する容量に大きな変動がある人」
LINEMO (ソフトバンク)
「月々3GB未満の人」
「LINE電話をよく使う人」
「安くなるのは分かったけど、安かろう悪かろうじゃないの?」って心配ですか?
安心してください。
通信速度や通話の品質は全く一緒です。
なぜなら、使用する回線は従来のものもオンライン専用プランも全く一緒だからです。
一方、今回紹介しなかった格安SIMは、ドコモ・au・ソフトバンクの三大キャリアから回線を借りてサービスを提供しています。
そのため、三大キャリアとは使用できる回線の量が大きく異なります。
一般的に使用できる回線の量が多いほど通信速度が早くなります。
高速道路をイメージしていただくと分かりやすかもしれません。
車線が多く(回線の量)空いている方が、スピードを出しやすいですよね。
一方渋滞時は、ノロノロ速度になってしまいます。
三大キャリアと格安SIMとの質の差はここにあります。
また、契約時の事務手数料や解約時の解約金などは一切ありません。
乗り換えのハードルがかなり低いです。
では、なぜ安いのか?
それは、サービス面に違いがあるからです。
サービス面の違い
主に以下の点が異なります。
- 店舗でのサポートが受けられない
- 転送・留守番電話サービスが使えない
- データの繰越しができない
- 家族契約・ネット回線の割引がない
- スマホの購入ができない(LINEMOのみ)
■ ①店舗でのサポートが受けられない
従来のプランとの一番の違いはここです。
対面で説明を受けたり、手続きすることはできません。
全てインターネット上で完結させます。
僕も、これまでNTTグループの提供する格安SIMブランド「OCNモバイルONE」とソフトバンクのオンライン専用ブランド「LINEMO 」の手続きをしましたが、全てインターネット上でした。
プランの内容が非常にシンプルなので迷うこともなかったですし、オペレーターによるチャットサービスも利用できるので特に不便を感じることはなかったです。
むしろ、ショップで長い時間待つことがなかったので快適でした。
実際、皆さんスマホを購入してから店舗に何回行ってますか?
何度も行ってるという人は、少ないんじゃないでしょうか。
利用する機会って、そこまで多くないので影響は限定的ではないでしょうか。
■ ②転送・留守番電話サービスが使えない
ビジネスの利用でないと絶対困る人はいると思いますが、プライベートの利用でないと絶対困るという人の割合は少ないのではないでしょうか?
僕自身も以前利用していて解約しましたが、現状特に不便だと感じていません。
なぜなら、ショートメッセージやLINEなど他の連絡手段があるからです。
もし、どうしても連絡がとりたくて電話が繋がらない時は、電話以外の連絡手段を使いますよね。
電話以外の選択肢がある現代では、影響は限定的ではないでしょうか?
■ ③データの繰越しができない
確かにデータの繰越しができないのはもったいない感じがしますよね。
でも、目的は携帯料金を下げることです。「初心忘れるべからず」です。
繰り越せないけど安い料金と、繰り越せるけど高い料金、どっちが良いですか?
例え繰り越しができなくても、この場合は安さが正義です。
■ ④家族契約・ネット回線の割引ができない
目的は携帯料金を下げることなので、こちらは比較が必要です。
ただ、20GBを超える大容量プランのユーザーを除くほとんどの方が全ての割引を駆使してもオンライン専用プランの方が安くなります。
詳しくは、各キャリアの料金ページをご確認ください。
■ ⑤スマホの購入ができない(LINEMO)
三社とも対応端末であれば、新しいスマホを別途購入せずに利用することができます。
ただし、今後新しいスマホが欲しい場合LINEMOだけは自分で用意する必要があります。
多くの人は携帯会社でスマホを購入していると思いますが、安心してください。
iPhone、Xperia、Pixelなどのスマホはメーカーの公式サイトからも購入可能です。
もちろん、手数料0円で分割払いにも対応しています。
「でも、携帯会社の方が安いんじゃ・・・」と思われるかもしれませんが、そうとも限りません。
ちなみに最新のiPhone13の税込価格は以下のようになっています。(2022年3月11日現在)
128G | 256G | 512G | |
公式 ショップ | 98,800円 | 110,800円 | 134,800円 |
ドコモ | 111,672円 | 125,136円 | 164,736円 |
au | 115,020円 | 128,970円 | 156,995円 |
ソフト バンク | 115,920円 | 129,600円 | 157,680円 |
ご覧の通り公式ショップが一番安いです。
先日発表になったiPhone SE3も同様に公式ショップが一番安いです。
ただし、2年ごとの買い換えをサポートするようなオプションはありません。
もし、どうしても利用したい場合は「ドコモのオンラインショップ」や「auのオンラインショップ」なら可能です。
2つのオンラインショップは、回線契約なしでも同様のオプションを利用して端末だけ購入することができます。
以上の5つが従来のプランと大きく異る点です。
この他に以前は既存のメールアドレスが使えなくなる問題がありましたが、2021年12月20日から各キャリアともメールアドレスの持ち運びサービスを始めたので、この問題は無事解決しました。
ただ、今まで使えてたものが使えなくなるのは多少なりとも不安がありますよね。
僕もオンライン専用プランに乗り換える前は「少し不便になるかな??」と思っていましたが、取越し苦労でした。
今のところ特に不便に感じたことはありません。
もし、利用してみてどうしても合わないのであれば、先述した通り契約事務手数料や解約金も一切ないので、再度乗り換えることも簡単です。
ただし、短期間で乗り換えを繰り返していると審査に通らないこともあるようなので注意してください。
また、ソフトバンクのサブブランドで実店舗を持つY!mobileなら、先程の5つ全て対応しているのでオンラインは「絶対無理!」という人にはオススメです。
もちろん、ソフトバンクの回線を利用しているので品質は変わらず、安いです。
僕もオンライン専用プランがでる前は利用していましたが、快適でしたよ。
スマホの保険の節約
スマホを落として破損したり、水濡れで故障した時の備えとしてスマホの保険に加入している人も多いのではないでしょうか?
代表的なものといえばiPhoneの保証である「Apple Care+」と「Apple Care+盗難・紛失」。
故障したり破損した時に修理費用を安くすることができるので備えておくと安心ですよね。
ただ、最近加入料金が高く、馬鹿にならない金額になってきています。
ですから、加入時に迷う人も多いのではないでしょうか?
ちなみにiPhone13シリーズの価格は以下のようになっています。
機種名 | Apple Care+ | Apple Care+盗難・紛失 |
iPhone13 mini iPhone13 | 18,800円 or 950円/月 | 20,800円 or 1,050円/月 |
iPhone13 pro iPhone13 pro Max | 24,800円 or 1,250円/月 | 26,800円 or 1,350円/月 |
ご覧頂いた通り結構痛い出費です。
pro・pro Maxの料金は、ローエンドのスマホが買えてしまいそうな金額です。
そこで注目したいのが保険会社の提供するスマホなどのデジタル端末の保険。
【モバイル保険】は、月額700円で3台の端末まで利用回数の制限なしで年間最大10万円まで保障してくれます。
乗り換えや機種変更した場合でも登録の機器を変更するだけで保障対象をスムーズに変えることができるので便利です。
端末はスマホに限らず、タブレットやノートパソコン、ゲーム機などの機器が対象です。
ただし、保障のメインとなる主端末と副端末では保障される金額が異なります。
一番気になるのは、「きちんと支払われるのか?」ということではないでしょうか?
そこで実際に利用されている人の感想を調べてみました。
#モバイル保険
連絡きてから3日で振り込まれた。
初めての保険金請求でほんとに振り込まれるのか不安だったけど一安心— ゆっきー (@gen_pingveno) August 6, 2021
そういえばモバイル保険入ってたこと思い出して修理お願いしたんだけど、30分で完全修理&保険金請求までやってくれた✌︎(‘ω’)✌︎ 3万かかったけど、全額保証されるっぽい✌︎(‘ω’)✌︎
— らしゃ (@maaalony) July 31, 2021
今までいろんな保険に入って
正直一番保険請求している保険。「モバイル保険」
スマホを落としたらすぐ割れて
修理代1〜2万かかるから
月500円で済むなら全然お得😊スマホ落とすと必ず割れるし
友達も割れてるスマホ持ってるよね〜去年8回修理してるから
これなかったら10万飛んでた💸— だいっけ@4期目の副業経営者 (@daicoro2019) July 27, 2019
きちんと支払いされているようです。
さらに、複数台の保障が必要な方には【スマホの保険証】なら、月額900円で5台まで保障可能です。
主な特徴を比較すると以下の通りです。
AppleCare+ | モバイル保険 | スマホの保険証 | |
費用 (月額税込) | 機種によりけり | 700円 | 900円 |
保障台数 | 1台 | 3台 | 5台 |
保障額 | 修理内容による | 最大10万円 | 最大10万円 |
保障の対象外 | 全損・修理不能状態 | バッテリー交換 | バッテリー交換 |
保障期間 | 2年 | 無制限 | 無制限 |
利用回数 | 年2回まで | 制限なし | 制限なし |
加入タイミング | 購入時 or 30日以内 | 購入から1年以内 | 5年以内に発売された 端末ならいつでも |
代替機の貸出 | あり | なし | なし |
細かい保障内容や保障金額については、以下の公式ページからご覧ください。
インターネット回線料金の節約
インターネット回線料金を節約するためには、基本的に乗り換えが前提になりますが、通信速度が大きく変わる可能性があります。
早くなる分にはいいですが、遅くなってしまうこともあります。
そのため、この記事の趣旨である質を変えずに節約するには通信速度をしっかり調査した上で乗り換えることが大切です。
もし、快適にインターネットができていれば、携帯代の節約のように家族の人数分安くなったり、会社やプランで極端に安くなることはないので、無理に節約しなくてもいいかもしれません。
そういったマインドで、この先読み進めていただければと思います。
固定回線は、たくさんの回線事業者とプロバイダがあり、キャンペーンや料金なども目まぐるしく変化しているので「この会社やプランがいつも安い!」とはなかなか断言するのが難しいです。
ですから、いつでも実践可能な普遍的な節約方法を紹介します。
普遍的な節約方法は次の通りです。
- キャンペーンを活用する
- セット割を利用する
- モバイルルーターにする
■① キャンペーンを活用する
インターネット回線、特に光回線のキャッシュバックキャンペーンは、とても強力です。
数万円のキャッシュバックは当たり前で、中には10万円を超えるものさえあります。
そのキャンペーンを上手く活用して契約期間が終了したら、また乗り換えるということを延々と繰り返すと、ずっと安い料金で利用できます。
会社によっては出戻りでもキャンペーンが適用されるので、「A社」▷「B社」▷「A社」と利用することもできます。
もし、出戻りでキャンペーンが適用されない場合は、以前とは違う名義(例:契約者の名義を旦那さんから奥さん)に変えることができればキャンペーンが適用される可能性が高いです。
契約期間に縛りはあるかもしれませんが、そのキャッシュバックを加味して利用料金を考えると安くなります。
分かりやすく具体例で見てみましょう。
高速通信で評判のSONYの運営する「NURO 光」で例えたいと思います。
2年契約2ギガのプランは月額5,700円で公式キャッシュバックは45,000円(2022年8月現在)です。
NURO 光の例
(月々5,700円)
(2年契約)
5,700円の2年契約だと5,700円×24ヶ月=136,800円ですが、45,000円キャッシュバックを受け取ると実質91,800円の負担です。
実質月々の負担額は、3,825円ほどです。
僕も意図的な乗り換えや引っ越しを何度も経験していますが、その度に大きなキャンペーンの恩恵を受けてきました。
Office搭載のNECのノートパソコンをただでゲットしたこともありました。
ただし、キャンペーンに目がくらんで安かろう悪かろうにならないよう注意してくださいね。
キャッシュバックは沢山もらえたけど、通信速度が遅くてストレスがかかってしまっては本末転倒です。
また、光回線の場合は撤去工事の費用がかかるケースもあるので事前の確認が必要です。
その点では、先程紹介した「NURO 光」はオススメです。
僕も複数箇所で利用していましたが、安定した速度で快適でしたし、撤去が必要なければ費用はかかりませんでした(撤去する場合は要費用)。
さらに、マンションですでにNURO設備が導入されていれば「NURO 光 forマンション」だと、キャッシュバックの金額は少なくなりますが、月額料金がさらに安くなります。
■ ②セット割を利用する
ドコモ・au・ソフトバンクの三大キャリアは携帯電話事業だけでなく、インターネット回線事業も運営しています。
三大キャリアとも携帯電話とインターネット回線の両方を契約をセットですることで割引を受けることができます。
割引額は契約内容によって異なりますが、携帯電話1契約あたり最大1,100円の割引を受けられます。
ただし、携帯代の節約で紹介したオンライン専用プランは割引の対象外です。
■ ③モバイルルーターにする
こちらの方法は、現状光回線で速度がでていない方、ホームルーターを利用している方向けです。
光回線を快適に利用している人は通信速度が低下してしまう可能性が高いので、あまりおすすめできません。
インターネット回線は「光回線」「ホームルーター」「モバイルルーター」の3種類があります。
モバイルルーターとはポケットWi-Fiとも呼ばれ(厳密には旧イーモバイル(現Y!mobile)の商品名)、持ち運ぶことのできる小型の通信端末です。
それぞれの特徴は以下の通りです。
光回線 | ホーム ルーター | モバイル ルーター | |
利用方法 | 工事して 回線を引き込む | コンセント に差し込む | 充電して 持ち運ぶ |
おおよその 料金相場 | 戸建て 5,000円〜6,000円 マンション 3,000円〜5,000円 | 4,000円〜6,000円 | 容量により 2,000円〜5,000円 |
下り最大速度 実効速度 | 1Gbps〜10Gbps ○ | 0.61Gbps〜4.2Gbps △ | 0.15Gbps〜2.7Gbps △ |
持ち運び | × | △ | ○ |
通信容量 | 制限なし | 制限なし | 制限あり (一部無制限) |
メリット | 回線安定・早い | 工事不要で手軽 | 外でも利用可能 |
デメリット | 工事必要 | 速度制限がある | 速度制限がある 充電が必要 |
モバイルルーターの料金は、使用する容量によりまちまちですが、自宅と外の両方で使用すれば、スマホの通信契約を安くすることができます。
つまり、自宅は固定回線、外ではスマホのモバイル回線と切り分けるのではなく、自宅でも外でもモバイルルーターをメインにするということです。
1人暮らしの方なら高い節約効果が見込めます。
2人以上の世帯でも利用状況によっては、固定回線を契約せずモバイルルーターを持ち歩いた方が安いケースもあります。
例えば、インターネットのヘビーユーザーが家族内に1人しかいない場合などです。
ただし、冒頭お伝えした通り光回線で快適に利用していて通信速度を落としたくないという方にはオススメできません。
巷でデータ無制限で早いと評判の「WiMAX」でも光回線と比べると安定性や実効速度が劣ってしまう可能性が高いです。
もし、気になるけど速度が心配であれば無料のお試しができる「Try WiMAX」を利用してみてはいかがでしょうか?
15日間無料で気軽にお試しができます。
ただし、商品の受け渡しを含めて15日なので実際には正味10日間前後です。
また、最新機種は貸出中のことが多いです。
それでも無料なので、試す価値はあると思います。
1ヶ月とかもう少し長い期間お試ししたい方はレンタルという方法もあります。
安定した高速通信のインターネットを楽しむなら光回線一択です。
光回線の速度ランキングを発表しているサイトで常に上位の「NURO 光」は、安定した高速通信を求める人にはオススメです。
NURO光と同じ回線を利用した「Fon光」は、派手なキャッシュバックキャンペーンはありませんが、月々の料金が安いので長期で使うなら選択肢ですね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、質を変えずに通信費を節約する方法について紹介してきました。
相当なボリュームになってしまったので最後にもう一度簡単にまとめたいと思います。
現在、ドコモ・au・ソフトバンク三大キャリアを通常利用(大容量プランの方を除く)されている方が質を変えずに節約できる方法はオンライン専用プランに移行することです。
各キャリアのオンライン専用プランは以下の通りです。
携帯の利用者の58.7%が3GB以下なので3GBまでのプランで比較した場合、毎月3,795円以上、年間45,540円以上安いです。
オンライン専用プランは、従来のプランと一緒の回線を利用しているため通信速度や通話の品質は全く一緒です。
つまり、質が変わらないということです。
ただ、サービス面に以下のような違いがあります。
- 店舗でのサポートが受けられない
- 転送・留守番電話サービスが使えない
- データの繰越しができない
- 家族契約・ネット回線の割引がない
- スマホの購入ができない(LINEMO)
どうしてもオンライン専用プランに抵抗がある方は、Y!mobileがオススメです。
上記の5つ全てのサービスが利用できて安いです。
ソフトバンクと一緒の回線を使っているので、品質もソフトバンクと一緒です。
また、Apple Care+に代表される破損や水濡れ故障などの備えとしての保障の節約方法としては【モバイル保険】や【スマホの保険証】が選択肢です。
それぞれの主な特徴は以下の通りです。
AppleCare+ | モバイル保険 | スマホの保険証 | |
費用 (月額税込) | 機種によりけり | 700円 | 900円 |
保障台数 | 1台 | 3台 | 5台 |
保障額 | 修理内容による | 最大10万円 | 最大10万円 |
保障の対象外 | 全損・修理不能状態 | バッテリー交換 | バッテリー交換 |
保障期間 | 2年 | 無制限 | 無制限 |
利用回数 | 年2回まで | 制限なし | 制限なし |
加入タイミング | 購入時 or 30日以内 | 購入から1年以内 | 5年以内に発売された 端末ならいつでも |
代替機の貸出 | あり | なし | なし |
インターネット回線料金の節約は、質を下げないために料金だけなく通信速度をしっかり調べた上で乗り換えることが大切です。
インターネット回線料金の普遍的な節約方法は以下の3つです。
- キャンペーンを活用する
- セット割を利用する
- モバイルルーターにする
ただし、光回線で快適にインターネットができている人はモバイルルーターにすると、通信速度が下がってしまう可能性があるため注意が必要です。
光回線で速度がでていない人、ホームルーターを利用している人は、検討できそうです。
通信量の増加に伴って一昔前と比べて家計に占める割合が高くなった通信費。
見直すのが早ければ早いほど節約効果は高まります。
5Gの普及やIoT、スマートホーム化により今後ますます通信量が増え、更に家計を圧迫するかもしれません。
そうなる前に通信費を見直してみてはいかが?
では、また!
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