「ファイナンシャルプランナー」×「ライフハッカー」の実践する節約・時短術

節約家の僕が高額なパナソニックの子供乗せ電動自転車を買ってしまった理由

■3人乗りや前乗せの電動アシスト自転車の購入を考えている人

■子供乗せパナソニックの電動アシスト自転車を検討している人

■とにかく安全性を重視している人

■ギュットクルームが気になっている人

※この記事は2021年4月に執筆しました

なぜ、パナソニックの子供乗せ電動自転車【ギュットクルームEX】を選んだのか?

■安全性を一番に考えた時、一番安心できたから

■利便性を考えた時、優れている部分が多かったから

僕がパナソニックにしたのは、電動サポート自転車国内シェアNo.1とか、ベビー用品業界シェアNo.1の「Combi」とコラボしたとか、そんなミーハーな理由じゃないです。

シェアを争うブリヂストンとヤマハに比べて、シンプルに「安全」で「便利」だと感じたからです。

今回購入したのは↓のギュットクルームEXです。

大枚をはたくことになりましたが、大正解でした。
購入して後悔は全くしていません。

購入に至るまで

前提としての僕

  • 節約家なので無駄遣いは死んでも嫌だ
  • 電動アシスト自転車なんて、どれもほとんど変わらない
  • 高いからって、いいものとは限らない
  • 子供大好き、親バカ万歳!

と、斜に構え気味。↓こんな感じ

妻とのやりとり

「子供の通園なんだけど、送迎バスじゃなくて自転車にしようと思うんだけど、どう思う?」

「いいけど、どうしたの?」

「バス代が子ども2人だと自転車買うのと変わらないし、バスを待つ時間ももったいないと思うの。あと、子供の様子を先生に詳しく聞きたくても、バスだとコンタクトとるの難しいと思うの」

「確かにそうだね。」

「そうでしょ?じゃあ、自転車でいいかな?」

「いいんじゃない? で、自転車って、いくら位するの?」
と、心のなかでは高くても2〜3万円くらいかなと予想。

「ん〜。定価だと19万円くらいかな?」

「ふ〜ん・・・?ん?」
じゅっ、じゅうきゅうま〜ん!?!?

「あ、ごめん。税抜だった。税込みだと21万円くらいじゃない?」

ごめんで済んだら警察いらんのじゃ〜ぼけぇ!寝言は寝て言え!このすっとこどっこいがぁ!なんて、もちろん言えっこないので、声が裏返りながら「さ、さすがにちょっと高いんじゃない?もうちょっと安いのあるんじゃない?」

「子供のことを考えると、それが一番いいの。それでいいかな?」

そうやすやすと縦に振れる首はもっちゃーいねーんだ。このボケちんがぁ!と、言えたらいいなーと妄想しながら「どういう理由でそれがいいの?」

「安全面で考えるとその商品しかない。パナソニックのものなんだけど」
※半分くらいはフィクションですからね(笑)

と、ここから妻の熱いプレゼンを聞いた後、自分で調べたり、試乗して感じたパナソニックのメリットは以下の通りです

パナソニックのメリット

  1. 1番多い事故を防げる
  2. 子どもから目を離さずロックが解錠できる
  3. 転倒した場合、子どもの頭をしっかり守ってくれる
  4. またぎやすく転倒する心配が少ない
  5. 熱中症対策がバッチリ
  6. 子供のベルトが非常につけやすい
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1番多い事故を防げる

乳幼児用電動アシスト自転車の事故で1番多いのは停車中です。
消費者安全調査委員会の報告によるとおよそ8割です。

しかも、停車中による事故の9割以上が転倒と転落です。

↑消費者安全調査委員会の報告より一部抜粋

つまり、【一番多い事故=停車中の転倒、転落】を防ぐことが、とても重要だと考えます。

この機能は、「スタピタ2」という名前で、スタンドを立てるとハンドルが動かないようにロックされ、逆にスタンドを上げるとロックが解除される仕組みです(ヤマハも対応)。

立てやすいスタンド。立てるとハンドルが「ぴたっ」と固定されます。

これは、停車中の転倒と落下防止、走行中の事故防止にめちゃくちゃ役に立つと思いました。

なぜか?

停車中の自転車を「ロックすること」と、
走行する前に「解除すること」を
忘れてしまう可能性がだからです。
永遠のです。

スタンドを立てずに子どもを乗せ降ろしする人って、見たことありますか? もし、あったのなら、どっかのサーカス団の人でしょう。

スタンドを上げずに自転車を漕ぎ始める人って、見たことありますか? もし、あったのなら、リアルな自転車でエアロバイクを再現してる人でしょう。

 

ロックしない、解除しない危険性

ロックしないとどういう危険があるのか?
自転車から降りてロックを忘れると、前乗せのお子さんがいた場合、重さでハンドルが「ぐるんっ」と回転します。

自転車が転倒してしまい大怪我をしてしまう可能性があります。

解除しないとどういう危険があるか?
自転車に乗って最初に曲がろうとした時、ロックが掛かっていて曲がれず車と衝突事故などの大事故を引き起こしてしまう可能性があります。

実際、停車中の転倒やハンドルロックが解除されず事故になっているケースが報告されています。

消費者庁のホームページより一部抜粋

「自転車を停めて、子どもを前座席に座らせ、その後でヘルメットをかぶせようとしたところ自転車ごと転倒した。コンクリートのような凹凸のあるところで頭部を打撲。」(2歳)

詳しくは、消費者庁の該当ベージ国民生活センターの資料をご覧ください。

他社の商品でも、ロックはもちろんできます。

むしろ、最初は他社の商品の方が楽で安全だと思った程です。なぜなら、手元で簡単にロックも解除もできるからです。

だが、しか〜し、今までの自転車人生で経験のないことなんですよね。

手元でロックすることって。毎日毎回意識してれば問題ないと思いますが、人間て経験のないことって定着するまでにそれなりに時間がかかると思うんですよね。

定着するまでの間に「うっかり」が起こる可能性が全然あると思いました。特に、たまにしか乗らない僕は。

そうでなくても、僕はこれまでに「うっかり」が原因で忘れられない苦い経験をしているので絶対不向きです。

そう、あれは(遠い目)今よりギラギラ仕事をしていた頃でした。四六時中仕事の事を考えてました。それは家に帰ってからも同様で、コンビニに夕飯を買いに行った時でした。当然、その時も仕事の事を考えていました。「お弁当、温めますか?」と笑顔の店員さんに「お願いします」と答える僕。買物を済ませて帰宅した僕はあることに気づいたんです。弁当がないことに。弁当を温めたまま颯爽とコンビニを後にしたのです。今頃ホカホカの弁当が寂しそうに佇んでいるのだろうとは思いましたが、時すでに遅し!気づいたのが入浴中だったのです。「うっかり」が大事件を招いてしまいました。

こういった実績のある「うっかり八兵衛」のオイラです。

子供の命を危機に晒してしまうかもしれないと考えました。

しょうもない例え話にお付き合い頂き、ありがとうございます。

でも、皆さんも、これまで生きてきて、うっかりの1つや2つは経験があるのではないでしょうか?
例えば、家にスマートフォンや定期を忘れたとか。

その小さな「うっかり」に子ども達の命がかかっているかもしれません。


子どもから目を離さずロックが解除できる

これは、安全性と利便性を兼ね備えたパナソニック独自の機能です。鍵をバッグに入れた状態で電源ボタンを押して解錠できるという機能です。

鍵を探す必要がないので、子どもから目を離さなくて済みます。目を離す時間は0です。

目を離してしまうことを想像してください。

鍵はバッグなのか、洋服のポケットなのか、どこにあるのか分からない状態です。

一生懸命探してる隙に、子どもが遊びながら道路に飛び出して事故にあうかもしれません。

仮に乗せた後に鍵を探したとしても、なかなか見つからなかったら、子どもが飽きて足をバタバタとして暴れてしまい自転車ごと転倒してしまうかもしれません。

実際、そういった例をネット上で見掛けました。

また、利便性という点においても優秀だと思います。特に忙しい朝、荷物で手が塞がっている時は、大変助かります。

口コミでは一度使ったら止められないとの意見が多かったです。

毎日のことなので何年というスパンで考えると確かに探す時間が0なのは時短にもなりますね。

なくてはならない機能ではないですが、あるとかなり安全性が高まる便利な機能ですよね。



転倒した場合、こどもの頭をしっかり守ってくれる

先程ご紹介した通り乳幼児用の電動アシスト自転車事故でダントツで多いのは、転倒です。
僕は、いかなる時も最悪の事態を想定します。ですから、転倒してしまった時のことも考えます。

もし、転倒してしまった場合にベビー用品業界No.1の「Combi」と共同開発したパナソニック独自のこのシートなら、側面などを含め、ヘルメットで守りきれない衝撃から子どもの頭を守ってくれます。

「お子さまの頭のファーストクラス」(笑)と、メーカー側が標榜してるくらいなので、相当安全なのでしょう。

僕だったら、相当な自信がない限り、このキャッチコピーは使えません(笑)ファーストクラスですよ。ファーストクラス。乗ったことないですよ、ファーストクラス。安定のエコノミーもしくは、LCC専門ですよ。

冗談は置いといて、子育てされている方なら「エッグショック」という言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

「卵すら傷つけない」超・衝撃吸収素材を使っていて、繊細でやわらかな赤ちゃんの頭をしっかり守ってくれます。

目指しているのは、“かぶらないヘルメット”とのことなので、頭にもヘルメットをかぶるので2個ヘルメットをかぶっている状態になるんですかね(笑)すごい安全性ですね。鉄壁です。

僕は、花粉の時期、鼻をかむときティッシュを2重にします。なぜなら、1枚だと貫通する恐れがありますけど、2重ならまず破れない。こんな感覚ですかね?

どんな感覚や!っていうツッコミが聞こえてきそうです。

百聞は一見にしかず!メーカーの動画を含めた該当ページをご覧ください。最初からそうしろ!ってお怒りですよね?(笑)



またぎやすく転倒の心配が少ない

地味に重要なのが、またぎやすいかどうか。特に女性は長いスカートやロングコートなどを着ると、フレームに引っ掛けて転倒する可能性があります。

特に自分が乗り降りするとき、自転車が転倒しないよう手に意識が集中してしまうので足が疎かになりやすく引っ掛かって転倒なんてことも。

データ上では、地面から一番低いところのフレームまでの距離がわずかにブリヂストンの方が短かった(つまり車体が低い)のですが、フレームの形がパナソニックの方がまたぎやすかったです。

机上の空論ではなく、実際に試乗したら、パナソニックが一番またぎやすかったです。



熱中症対策がバッチリ

最近の日本の夏は狂ったように暑いですよね?

昔は30℃だったら、「今日は暑いね〜」が定番だったのに、最近だと「今日は過ごしやすいね〜」に変化してるくらいですからね。

地球温暖化による気温上昇は今後も続くと言われていて、熱中症にますますかかりやすくなりますよね。

特に乳幼児は体温調整機能が十分に発達していないと言われていますので、大人以上に熱中症にかかりやすいですよね。

パナソニック独自のシートについているサンシェードは、メーカーの公式データによると、サンシェードなしと比較すると、表面温度が最大19℃違うらしいです。熱中症対策に一役買いそうです。

長距離運転することがある人なら、あった方が絶対安心ですよね。

>>>(関連記事)熱中症対策◎【純正以外】ギュットクルームのレインカバー



子供のベルトが非常につけやすい

こちらは、完全に利便性オンリーの機能と言っても過言ではないですね。

車用のチャイルドシートでシートベルトを付ける時、わずらわしいと思ったことはありませんか?

このベルトは「ウェルカムベルト」と言って、ベルトの未使用時でも立ち上がった状態がキープされています。そのため、乗車時に子どもの腕がするりと通せるのでストレスフリーです。

地味ですけど、体験していただくと分かるのですが、非常に便利です。僕的には、これも止められない機能の一つですね。

熟慮に熟慮を重ねましたが、以上の6つの理由から購入を決めました。

特に安全面を非常に評価しています。

お金で子どもの命は買えないですからね!
作戦「いのちをだいじに」ですね。分かる人だけに分かるフレーズです(笑)

パナソニックのデメリット

一方で僕が感じたパナソニックのデメリットです。

■ 価格が一番高い

■ シートがしっかりしている分、車体が大きめ

■ 手元のリモコンに時計表示がない(ヤマハはあり)

その他、走行に明確な違いは、あまり感じなかったです。

まとめ

幼児同乗中の電動アシスト自転車事故の多くを占める転倒事故。この事故を防いだり、被害を少なくすることに大きく貢献してくれるパナソニック製。

決して安い買物ではないですけど、子供の安全を守るために必要なお金なら喜んで出します。あ、ちょっと言い過ぎました(笑)正しくは、必要なお全なら躊躇なく出します。

もし、落下したり転倒して、命を落とさないまでも一生の傷を負わせてしまったら一生後悔しそうです。それを回避できると考えるなら、安い買物でした。あ、また、言い過ぎました。正しくは、良い買物でした。

それに、妻にもいいところを見せられました(笑)

皆さんも「うっかり・・・・」安いものを買ってしまって、安物買いの銭失いにならないように気をつけてくださいね!

では、また!

もし、購入が決まっているならネットでの購入がオススメ。

ポイントが沢山もらえたり、無料で家に届けたりしてくれたりしてもらえますよ。




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