「スマートホームって便利そうだけど、結構費用がかかりそう」
「必要な物がよく分からないし、設定するのも大変そう」
「具体的にどんなことができるの?」
って思っていませんか?
僕も最初は、そう思っていました。
でも、意外と低コストで設定も簡単ですよ。
スマートホームにすれば、家電のリモコンを探す手間やスイッチを押す手間が省けるので時間の節約になります。
また、外から家電を操作できるので、外出先からエアコンやお風呂のお湯を張れば帰宅した時に快適な家が出迎えてくれます。
控えめに言ってもとっても便利です。
低コスト【アレクサ】を使ってスマートホーム化
スマートホームとは?
スマートホームを一言で表現すると「インターネットで家電や住宅設備を操作することのできる快適な家」です。
通常、家電や住宅設備を操作するにはリモコンやスイッチを使いますが、声やスマホで操作できるようになります。
もちろん外からも操作可能です。
わざわざリモコンを探したり、取りに行く手間や時間がなくなるため、大きな時間の節約になります。
また、外からエアコンやお風呂を操作することで、帰宅時には快適な状態の家が出迎えてくれます。
今回は王道のスマートリモコンとスマートスピーカーを使った方法をご紹介します。
今ある家電や住宅設備がそのまま使えますので、買い直す必要はありません。
コストや必要なものは?
気になる費用は、1万円以下で揃えられると思います。
Amazonの価格は一定ではありませんが、1万円を超えることはないです。
ただし、Wi-Fi環境が整っていることが前提となります。
必要なものは、3つです。
- Wi-Fi環境
- スマートリモコン
- スマートスピーカー
声で操作する必要がなければ③は必要ないので、さらに低コストです。
「安物買いの銭失いにならない?」って心配ですか?
安心してください!
僕は3年以上使ってますが、使えてます。
それでは、必要なものを1つずつ見ていきましょう!
① Wi-Fi環境
インターネットを利用して家電を操作することになるので、Wi-Fi環境が整っていることが大前提になります。
つまり、自宅で「光」などのインターネットサービスの契約を結んでいて無線でインターネットに接続のできるWi-Fiルーターが必要です。
② スマートリモコン
今ある家電をインターネットで操作するのに必要な機器。
そのコスパの高さから非常に人気です。
家電をスマホやアレクサで操作するために必要なリモコンで、家にある家電のリモコンをこの機器にコピーして色々な家電のリモコンをひとつにまとめるイメージです。
そのまとめたリモコンの機能をスマホのアプリ経由で使用します。
分かりづらい部分なので図にしてみました。
スマートリモコンを使えば家電のリモコンが不要になるので、家の中がスッキリします。
対応しているのは赤外線リモコンで、Bluetoothリモコンは未対応です。
見分け方は赤外線リモコンは画像のようにリモコンの先端に発信部があります。水晶が埋め込まれたような感じです。
BluetoothリモコンはBluetoothのアイコンがついています。
ただ、多くのリモコンは赤外線リモコンなのであまり気にされなくても大丈夫でしょう。
登録できるリモコンの数は無限です。
>>>(関連記事)matter対応のSwitchbotハブ2はハブミニと何が違う?
③ スマートスピーカー
「声」で家電を操作するために必要です。
今回ご紹介するのは『アレクサ』でお馴染みのAmazonのスマートスピーカー、Echo(エコー)シリーズの「Echo Dot(エコードット)」。
以下、分かりやすく「Echo Dot」ではなく、アレクサで表記します。
ちなみに、スマートリモコンなしでシンプルにアレクサだけで操作可能な家電もあります。
例えば、コンセントのオン・オフができる↓のスマートプラグ。
まずここからスマートホームをスタートしてみるのもいいかもしれません。
セット商品
さきほどバラバラでご紹介しましたが、②のハブミニと③のアレクサのセットの商品も販売されています。
個別で購入するより、かなりお得です。
どんなことができるの?
一般的な家電を操作することができます。もちろん、外出先からでも可能です。
スマートホーム化することによって、できることの代表的なものをご紹介します。
家電の種類 | できること |
エアコン | 電源のオン・オフ/運転の切り替え/設定温度の変更など |
テレビ | 電源のオン・オフ/チャンネルの変更/音量の変更など |
照明 | 電源のオン・オフ/明るさの変更など |
スピーカー | 電源のオン・オフ/音量の変更など |
ここまでは、ハブミニとアレクサでできることです。
さらに快適な生活を実現する以下のようなものもあります。
※ここから下はハブミニとアレクサ以外も必要です。
帰宅してすぐ温かいお風呂に入りたい方
スイッチボットシリーズの物理的にスイッチを押す機器(指ロボット)があれば、お風呂のお湯はりもできちゃいます。
見た目はあれですけど(笑)、めちゃくちゃ便利です。
家に着く30分前に操作すれば、外から帰ってきたときにはポカポカの湯船がお出迎え。
見た目が気にならないなら、めちゃくちゃオススメです。
個人的にスマートホームでできることの中でベスト3に入る便利さです。
疲れて仕事から帰ってきて、すぐにバスタブにダイブできちゃいます(笑)
特に冬は最高です。
赤ちゃん・ペットを見守りたい、
防犯を強化したい人
朝自然の光で気持ちよく目覚めたい人
毎朝指定した時間、もしくは明るさになるとカーテンが開き、優しい陽の光で起床する。
まるでメイドのいるセレブみたいな気分が味わえる製品です。
けたたましいアラーム音に嫌気がさしてる人にはオススメです。※確実に起きられることを保証するものではありません(笑)
設定方法
今回はエアコンを例にアレクサと連携して声で操作できるところまで解説します。
設定に自信がある方は、飛ばしてください。
5STEPで完結です。
そんなに難しくないですよ。
もし設定される場合は、スマホとは別にタブレットもしくは、PCをご用意して頂けると見ながら簡単に設定できますよ。
下の目次は目的の位置までジャンプできます。
アプリをダウンロード
アレクサとスイッチボットのアプリをダウンロードします。
「App Store」もしくは「Play ストア」で『アレクサ』『スイッチボット』と検索して頂くと上記の画像のようにヒットするのでアプリをダウンロード。画像は「App Store」のもの。
操作するにはアカウントが必要なのでダウンロードしたら作成してください。登録後ログインしてください。
Amazonはアカウントをお持ちの方が多いと思いますので登録は不要です。ログインだけしてください。
アレクサをセットアップ
アレクサをすでに利用されている方であれば、不要です。
4.Amazon Echoを選択(画像の③)
公式ページでも同様の情報が確認できます。
スマートリモコンをアプリに登録
スイッチボットのアプリにスマートリモコン「ハブミニ」を登録します。
エアコンのリモコンをハブミニに登録
5.ハブミニ本体に向けてエアコンのリモコンで、いずれかのボタンを押す。僕は停止を押しています。
これでスマホで家電を操作できるようになりました。もちろん、外からでも操作可能ですよ。
なお、他のSwitchBotのデバイス(指ロボット)や家電のリモコンを追加する場合は、また↓のようにホーム画面の「+」をタップして追加していきます。
アレクサにエアコンを登録
いよいよ最後のステップです。
流れとしてはアレクサとハブミニを連携させた後に、エアコンを登録します。
これで連携が完了し、声で操作可能になりました。お疲れ様でした。
では、登録したエアコンを早速音声で操作しちゃいましょう!
メーカーが発表している音声のコマンドの一例です。
「アレクサ、〇〇を消して/切って」
「アレクサ、〇〇を冷房/冷房/除湿/自動/送風にして」
「アレクサ、〇〇の温度を上げて/下げて」
〇〇の部分はデバイス名を登録した時につけた名前です。
もし、分からなければ確認できます。
スイッチボットのアプリを開いて登録したデバイスの設定画面から確認できます。
もし、設定ができなかったら
もし、不具合があったり、設定が上手くいかない時はカスタマーサポートに問い合わせてみてはいかがでしょうか?
お問い合わせ方法は3つあります。
「電話」
「メール」
「チャット」
いずれも公式ホームページのヘルプから問い合わせできます。
トップページにでてくる「?」マークをタップするとヘルプページに飛びます。
問い合わせ可能な営業時間は平日10時30分〜19時(休憩時間13時30分〜15時00分)。
メールはいつでも問い合わせ可能です。
最近人手不足なのか、基本メールでの問い合わせになっています(※2023年1月24日追記)
こちらは、スマートリモコン「ハブミニ」のサポートです。。
もし、ハブミニで問題解決しない場合は、「アレクサ」の不具合の可能性もありますので、その時はAmazonに問い合わせをしてみましょう!
まとめ
大きな時間の節約と快適な住環境に早変わりするスマートホーム化。
必要なものは3つ。
Wi-Fi環境があれば、費用は1万円以下です。
②と③のセット商品なら、かなりお得です。
今後「時間」と「快適」という利益をずっと享受できるのであれば、低コストではないでしょうか?
同様の仕組みを搭載したエアコンなどの家電を買い替えたり、お風呂の設備を変更したら、かなりの出費になってしまいます。
リモートワークや在宅ワークなどでおうち時間が増えて家で過ごすことが多くなった今、この機会により快適な住まいに変えてみてはいかが?
では、また!